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こども会議で

夏のイベント決定

 夢みるこども基金の第11回こども会議が、4月3日、福岡市中央区天神のアクロス福岡で開かれた。
会議には、基金が全国の小、中学生を対象に募集した「わたしのかなえたい夢」の作文・絵の応募作品1751点の中で入賞した24人が出席した。付き添いの父兄、基金関係者、一般市民約150人が集まった。秋山 治夫理事長代行(福岡県歯科医師会会長)が「今回の応募作品は、新潟やスマトラでの大地震があったこともあり、地震で困っている人たちに役立ちたいという内容のものが多かった。基金はこどもの夢づくりの他にも、さまざまな社会貢献活動をしており、私たち歯科医師も一層の支援をして行きたい」と挨拶した。

田中 儀夫理事(元読売新聞西部本社福岡総局長)が作文について、平松 暁実行委員(グラフィックデザイナー)が絵について、それぞれ審査結果を説明した。
続いて、アグネス・チャン理事が11年目に入ったキャンペーンの経過について報告。「こどもたちがたくさんの夢をみることによって、世界がよくなると思う」と語りかけた。
入賞者の表彰の後、作文の部で最優秀賞に輝いた田口 悠介君(熊本・碩台小5年)とラフマン シャハナさん(福岡・筑紫女学園中1年)、絵の部の優秀賞の古賀 優貴さん(福岡・昭代第二小4年)と箱田 勝君(福岡・筥松小6年)が、作文の朗読や絵を披露した。
このあと、アグネス・チャン理事と陶山 賢治氏(南日本放送編成本部局長)が、コーディネーターになって全体会議が開かれた。こどもたちは、作文や絵にこめた自分たちの夢について発言し、意見を述べた。そして、今年の夏のイベントは、熊本県阿蘇に、新潟県・山古志と福岡市・玄界島のこどもたちを招いて、ホームスティなどの交流を通じて励まし合うことを決めた。
 2004年「わたしのかなえたい夢」作文・絵コンクールの応募総数と入賞・佳作の内訳は次の通り。

◆応募総数1751点(作文1358点・絵393点)
◆入賞・佳作
[作文] ▼最優秀賞二 ▼優秀賞二 ▼特選八 ▼入選一七 
▼ 佳作八〇
 [絵]  ▼優秀賞二  ▼特選五  ▼入選六 ▼佳作三九



 玄界島の被災者を慰問

 11年目に入った夢みるこども基金(理事長=井堂 孝純・日本歯科医師会会長)の第11回イベント「キャンペーンのふる里で新潟・山古志、福岡・玄界島の震災地の友と交流」が7月30、31の両日、熊本県阿蘇・高森町で開かれた。
 全国の小、中学生から集めた作文・イラストの作品1571点のほぼ2割が地震に関する内容だったため、春の「こども会議」で震災地の友を招くことに決まった。
 阿蘇でのイベント開催は、第1、2回(いずれも旧久木野村)以来9年ぶりで、キャンペーンのふる里に帰ることになった。
 参加したのは、基金の「こども会議」の出席者15人、山古志の小、中学生24人、玄界島の小、中学生29人、地元のホームスティ先のこどもたち54人。

玄界島の被災者を慰問するアグネス理事とこどもたち
これに、付き添いの家族、基金の役員、ボランティア、高森町民など総勢約650人とこれまで最多の参加者でにぎわった。
 30日の前夜祭は、上色見小学校(平成15年3月末で廃校)跡。福岡から貸し切りバスで到着したこどもたちは顔合わせをした後、校庭に基金の旗を揚げた。モニュメントの手形作り、バーベキュー、ゲーム、花火などですぐ仲良しになり、ホームステイ先に向かった。
 31日は午前中、雨に見舞われた。こどもたちが楽しみにしていた乗馬はできなかったが、グランドゴルフ、馬の木工品と紙飛行機作り、竹馬乗りなどを楽しんだ。
 正午から場所を高森町民体育館に移して開会式。秋山 治夫理事長代行(福岡県歯科医師会会長)が「夢は生きていく上で大きな力になります。どんな時も夢を掲げて頑張って下さい」と挨拶した。
 「こども会議」の代表3人が、それぞれの「夢」を披露。山古志と玄界島の代表各1人が、震災時の様子を報告「全国の人たちから励ましを受けて、とてもうれしかった。元気をもらったので必ず復興します」と力強く語った。