作文、絵の応募過去最多の4540点、
夏のイベント決まる


 こども会議

 夏にどんなイベントを行うかを決める夢みるこども基金の第13回こども会議が4月1日、福岡市中央区天神のアクロス福岡で開かれた。
 基金が全国の小、中学生から募った「わたしのかなえたい夢」をテーマにした作文・絵の応募者4、540人の中から選ばれた上位入賞者26人と保護者、基金関係者、一般市民約150人が参加した。
 中村直理事長代行(福岡県歯科医師会副会長)が「全国のこどもたちから寄せられた作文・絵が昨年の2.5倍に増え、キャンペーンが広がっていることを示しており嬉しい。夏のイベントがとても楽しみだ」と挨拶した。
 古市悟常任理事・事務局長(元スポーツ報知西部本社取締役編集部長)が作文について、平松暁実行委員(グラフィックデザイナー)が絵について審査結果を説明した。作品にはこどもたちの夢と希望がいっぱい詰まっており、どれも甲乙付け難く、採点に頭を痛めたという。今回は地球温暖化などの環境問題やいじめ、自殺を踏まえた「命」の尊さを訴える作品が目立った。
 入賞者の表彰の後、作文の部で最優秀賞になった福岡市立城南小4年の堀江浩司君と絵の部で最優秀賞になった同市立筑紫丘小5年の佐々木友海さんが作品を披露した。堀江君は器官狭窄でほとんど声が出ないために、2才上の兄が作文を代読した。
 このあと、アグネス・チャン理事と古市事務局長がコーディネーターになって夏のイベントの内容を決めるこども会議に入った。こどもたちは、自分が作文や絵に込めた「夢」について目を輝かせながら意見を述べた。様々な意見が出たが、堀江君の「声が出ないけど友だちと歌を歌いたい」という作文を基に「こども音楽祭」を開くことを決めた。イベントにはハンデを抱えた人たちや震災地の福岡市・玄界島のこどもたちも招くことになった。
応募総数4540点
   (作文3058点・絵1482点)
入賞の内訳
  [作文
 △最優秀1 ▼優秀3
 △特選10  ▼入選20
 △佳作201
  [
 △最優秀1 ▼優秀2
 △特選6  ▼入選15
 △佳作88
 

 また、基金が目の不自由な人たちに贈る2頭目の盲導犬「はっくん2号」の贈呈式も行われた。
 中村理事長代行が、財団法人九州盲導犬協会を介して福岡市中央区薬院の福澤英雄さん(68)に「はっくん2号」を手渡し、福澤さんが「念願のパートナーを得られて心強い限りです」とお礼を述べた。