2頭のおとなしい盲導犬が順番を待ち望んだお客様を次々と冷静に迎え入れ、やさしく横に寄り添った。アイマスクをして緊張した体験者は異常に肩に力が入り、手に汗を感じながらハーネスを握っていたが、ボランティアの方から「自分で歩こうとせず、盲導犬にまかせて」という言葉がかかると、ぎこちない歩きがより白然な形となっていった。わずか数メートルの往復だったが、体験者の一人は、「盲導犬との信頼関係が一番大切ですね」と汗ばんだ顔からアイマスクをはずし、笑顔で話していた。